そもそも住宅メーカーに土地探しの依頼が必要になる理由とは?

注文住宅の大きなメリットといえば、やはり設計の自由度が高いことでしょう。土地選びから家のデザインそして間取りに至るまで、あらゆる部分を自分たちの好みに合わせた、理想の住まいに仕上げることが期待できます。

しかしながら、家づくりでは専門的な知識や経験が求められるため、素人の方だけで進めようとするのは、実際には多くの困難がともないます。もし注文住宅の検討を土地探しから始めるなら、最初から家づくりを依頼する住宅メーカーに相談し、的確なアドバイスをもらいながら、理想とする住まいを実現するのが無難でしょう。素人の知識だけで無理をして土地を選んでしまうと、家の完成後に土地の問題に気づいて、せっかくの注文住宅が台無しになることも、十分に考えられます。

住宅メーカーに土地探しを依頼しても安心できない!

とはいえ、住宅メーカーに土地探しを代行してもらえば、それで安心というわけではありません。メリットがある反面、デメリットがあるのも事実だからです。まずそもそも住宅メーカーは建築のプロではありますが、必ずしも土地に精通しているわけではありません。

特に全国に展開する大手の住宅メーカーの場合、地元の工務店や不動産会社と比べ、土地情報に疎かったり、地元業者とのネットワークが脆弱といったことは、よくありがち。これでは自分たちが希望する土地を見つけるには、不安と言わざるをえないでしょう。

もう1つ忘れてはならないのが、住宅メーカーの多くは、建築条件付きの分譲地を自社保有していることです。土地探しを依頼したメーカーがノルマ達成のために、このタイプの土地を紹介することもあり得ます。何も知らずに購入すれば、自動的に建築契約まで成立するため、これでは自由設計の注文住宅の魅力が半減することにもなりかねません。